治癒力はどこからくる? 4
なんらかの感染症・・・
たとえば肺炎になったとき、ふつうはそれをおさえつけるために抗生物質が投与されます。
肺炎としてあらわれている反応を正常に経過させ、自然におさまるのを待てという指示を受けることはまずありません。
その結果、一時的には寛解しますが、いつの日か再燃して、別のかたち、たとえば関節炎となってあらわれる可能性がひじょうに高いのです。
いまでは、熱がでたらまず熱をとれといわれます。
オステオパシー大学で学んでいたころ、わたしたちはそれとは反対のことを教わりました。
なんであれ、熱をあげることによって外にあらわれようとしているものにたいする、からだの反応を促進するようにと教わったのです。
摂氏39・5度までの熱なら心配する必要はありません。
からだはたえず、役割を終えたある種の細胞を焼却しつづけています。
それは死滅のプロセスにある細胞で、いずれからだから排出されます。
それらの細胞が通常のパターンでからだから排出されなくなると、どこかに蓄積しはじめます。
・・・そこで母なる自然がふだんより高い熱を発して死んだ細胞を焼却し、排出作用を回復させます。